[新 春] The New Year
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忘れられない・・・忘れることの出来ない・・・
決して忘れてはいけない年がまもなく終わる・・・
☆2011☆今年は本当にあっという間だった・・・
3/11を境にあきらかに何かが大きく変わってしまった・・・
今まで気づかなかったこと・・・気づいてはいたのに何気なく
過ごしていたこと・・・自分に対するどうしようもない感に
何も動けず・・・そして世の中に対するいろいろな思いも
良いも悪いも含め・・・いらなく考え過ぎてしまった・・・
頭の中で生きてるだけで行動することが上手く出来ないまま
まもなく年が過ぎようとしている・・・今年のこの想いをふまえ
決して無くしてはいけない心情と自分なりの大切なものを信じ
2012年は新たな一歩を踏み出していきたい・・・・・・
☆聖なる祈り☆
©KEI (KARAT画)
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11/6(日)青森市内のライブハウス[Aomori Quarter]で行われた
[LA-PPISCH]の☆MAGUMI☆と☆恭一☆がそれぞれのバンド
[MAGUMI&THEBREATHLESS]と[杉本恭一&TheDominators]で
共演するライブ[Rockland VS880-MK]をはじめて観た・・・
イベント以外のライブでMAGUMIを観るのは本当に久々で
楽しみだったにもかかわらず当日開演に遅れてしまった・・・
なので[MAGUMI&THEBREATHLESS]のライブ途中から入場・・・
既に熱気に包まれている会場ではステージ上のMAGUMIが
MAGUMIのまんまで(当たり前だけど)それだけで嬉しかった!!!
[MAGUMI&THEBREATHLESS]としての演奏にもやはりどこかしら
[LA-PPISCH]を感じながら・・・そしてMAGUMIの繰り出すMCの
くだらなさ加減(失礼/でも誉め言葉として)に笑いながら・・・
時に[ローリングストーンズ!]という意味不明な言葉に驚き・・
だいぶ経ってからMAGUMIの着てるTシャツ(ベロマーク)に気づき
ああそういうことか・・・と納得してみたり・・・とにかく
そんなMAGUMI独特のエンターテインメントの世界がこのライブで
は[THEBREATHLESS]の演奏と共にどんどん熱くなっていく・・・
ただそれだけで格好イイ音楽になぜか散りばめられる笑いのMC
それがMAGUMI・・・そして札幌帰りから繰り出されたと思われる
マリモとアオモリに関連する彼なりのギャグ!?に対するファンの
反応のイマイチさ加減も流石!!!本人はウケてほしかったろうが
・・・そういうとこだけ敏感に観てる自分も自分だけど・・・
そしてこの日♪柘榴♪が聴けたことがとても嬉しかった・・・
[杉本恭一&TheDominators]は今まで観た杉本恭一のどのライブ
より(ソロも華恭も含め)音が激しく迫ってくるライブだった!!!
このライブでは恭一の歌よりギターが圧倒的パワーを放っていて
彼がギターで描きたいもの・・・ギターで叫ぶような物凄い感情
が[TheDominators]のメンバーの分厚い演奏とさらに重なり合い
物凄い迫力みなぎる音のライブだった・・・とにかくあの空間は
実際に行ってみないと言葉に出来ない迫力で説明のしようがない。
[LA-PPISCH]はもちろん今までの杉本恭一とも違うなにか重力感
というかズシッと惹きつけられる磁力みたいな力強い音の固まり
がそこにあるだけ・・・という今までどんなライブでもあまり
体感したことのないただその音楽の中にのみこまれているような
状態だった・・・もはやどの曲とか何曲目がどうのこうのとか
そういう感覚や次元とは全く別のはじめからおわりまでがなにか
ひとつの固まりだった・・・としか言えないライブだった・・・
[MAGUMI&THEBREATHLESS]でMAGUMIの歌う言葉が心に響いて
来るとすれば[杉本恭一&TheDominators]は楽器を通した感情が
叫んで響いて来る感じでどっちも[LA-PPISCH]とはまた違うけど
どこかで共通なものもあり(MAGUMIと恭一なので当たり前だけど)
ふたつのバンドのライブを観たことから改めて[LA-PPISCH]での
ライブも絶対面白凄いんだろうな・・・と思ってしまった・・・
またイントロが流れただけで急にグッときて(大好きな歌だから)
さらにMAGUMIのMCと歌声で涙が出た♪プレゼント♪を聴けたこと
に感激した・・♪柘榴♪(上田現/作曲)もそうだけどいつまでも
現ちゃんは此処にいる・・・ということを改めて思った・・・
さらにアンコールでは[水戸華之介]も登場の♪リックサック♪
そして♪マジックブルーケース♪(この歌マジ格好イイ!!!)まで
聴くことが出来て本当に来て良かったと思えるエンディング!!!
歌うMAGUMIと恭一と水戸さんの三人がただただなんか嬉しそうで
本当に楽しそうで今でも青森でまたこの三人の歌う姿を見れるのは
やはり橋本さんあってのことだろうし青森では伝説の放送と化した
RAB屋上で早朝に♪冬の稲妻♪を競って歌い合う[LA-PPISCH]と
[アンジー]時代の三人のあのとにかく楽しくてしょうがない感
あふれるシーンが軽くフラッシュバックした夜だった・・・・・・
※[LA-PPISCH]の表記について
正式にはLAのAの上に2個点々[..]がつきます(ここでは表記できません)
☆MAGUMI&恭一/Rockland VS880-MK☆
写真は[MAGUMI&THEBREATHLESS]Leaflet
恭一 NEW-ALBUM[MackaRocka]Leaflet
[Rockland VS880-MK]Ticket
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秋も深まる中・・・[一人修学旅行]と決め込んだ一日・・・
はじめて☆常田 健☆さんの[土蔵のアトリエ美術館]へ向かった・・・
青森市浪岡にあるとのことでパソコンの地図で要所々をメモしたにも
かかわらず浪岡の庁舎近辺を何十分もグルグル迷いどんどん閉館時間
が近づいていた・・・途中通りがかりの人に道を尋ねるとちょうど今
美術館を観て来た女性で危うくまた道を反れずに済み無事到着・・・
館内へ入るなり[今日は常田さんの誕生日なんです]と言われ本当に驚き
鳥肌が立った・・・365分の1の確率で常田さんの生誕日に此処へ来れ
た素敵な偶然にとても嬉しくなった・・・本当は2週間前に来る予定が
ずれてこの10/21にしたので何かに呼ばれて来た!?と思ってしまった。
1910年 青森県五郷村(現 青森市浪岡)に生まれた[常田 健]さんは
1928年 旧制弘前中学校卒業後 東京の川端画学校に入学
1930年 プロレタリア美術家同盟研究所で学ぶ
1933年 郷里の軍事教練反対の農業成年のストライキを聞き帰郷
1934年 従兄弟の画家[阿部 合成]と絵画を研究制作に励む・・を経て
自らもリンゴ園を営みながら[人に見せるため]ではなく ただ書きたい
から描く[売るため]に描いているのでは無いと言い ひとり黙々と絵を
描き続けてきた津軽に生きた大地の画家といわれています・・・・・
([常田健土蔵のアトリエ美術館]画集/リーフレット〜部分引用しました)
[土蔵のアトリエ美術館]はボランティアの方々により運営されていて
この日は館長さんと女性の方がいて閉館時間過ぎまで本当に丁寧に
館内の作品一点一点について説明していただいた・・・はじめに観た
[ひるね]の絵や[飲む男]では器で飲んでたのはどぶろくで瓶ごと飲ん
でる絵の方は水だという解説があり生活感がわかり面白かった・・・
[水引人]という絵の前では昔は田んぼに引く水がとても貴重なもので
それを巡り争った話などを聞きその絵の中に秘められた思いがけない
物語に驚いた。二枚並んで展示されていた[笛吹き]と[母子]はどちら
も親子の様子らしく[笛吹き]はほっかぶり姿の父子らしき二人が横笛
を吹いている絵でお父さん!?の足元の加減からリズムを取る様も伺え
村の祭囃子が今にも聞こえてきそうで観た中で一番好きな絵だった。
[母子]は向日葵の咲く青空に向かい赤ちゃんを高らかとかかげる母親
の歓声と赤ちゃんの声まで聞こえてきそうな絵だった・・・ここまで
が常設展らしく次の部屋からは毎月展示が変わるとのことでその季節
に合わせた作品が観られるというのも春夏秋冬の四季の中で農業する
まさに自然と共に生きる人々の絵だからこそ出来る素晴らしい展示の
仕方だと思った・・・10月は収穫の季節だったので黄金色の大地で
作業する人々の姿が力強く美しい絵や林檎の収穫の絵もあった・・・
機械化で人手だけの田植えや稲刈りが減り[村落]の絵の前ではこんな
風景自体もやがてなくなるだろう・・・という話を聞き何とも言えぬ
想いがした・・・農業で土に触れ種を蒔き食物を育てながらも自分達
だけではどうしようも出来ない自然(天候)との共生の中で農作物を作
ってくれている人々・・・人が生きるうえで一番凄いことをやってる
はずなのにそれが一番凄いと認められない世の中・・・自分達の手で
作ることを放棄して楽な方へ行ってしまったら(輸入とか)その先には
何も生まれない・・・そんな自分も関心だけで農業してないから何も
言える立場にはないけど・・・そんなことまで考えさせられつつ・・
常田さんだから描ける農民の喜びや苦悩・・・それらが絵を通して
時には愛情に溢れ・・・時には無言の叫びを込め・・・迫ってくる
のかもしれないと思った・・・また[洪水の人々]というデッサンの
迫力にドキドキした・・・和紙と新聞紙の上にクラフト紙!?的な紙
を重ね(厚みを出すため)た壁一面ほどもある大きな紙が年月を経て
ボロボロになっているのだがそれが逆に物凄い迫力で迫って来た。
この美術館の奥にさらに[土蔵のアトリエ]がある・・・美術館を出て
真っ赤な林檎達がたわわに実るリンゴ園の小径を奥へ進んだ場所・・
2000年に常田さんが亡くなるまで描いていた土蔵の中のアトリエだ。
当時のままの状態で沢山の絵が遺されている・・・土蔵の中に寝泊ま
りして描いていたとのことで生活感がそのまま遺されていて御本人が
今にもふいに現れそうな気がする・・・好きで聴いていたバッハの曲
が土蔵の中に流れている・・・二階にはベッドがありその壁に宗教画
のような静粛な絵が飾られ(本人の絵かは不明だった)セピア色の写真
が無造作にあったり怪獣(レッドキング!?)の小さい人形や1953年版
の[みずゑ]があったり好きなものだけに囲まれた子供の隠れ家みたい
に思えた・・・ねずみの通り穴を[手のひら]を描いた板で塞いでたり
茶目っ気ある人だったのか・・・と思えば核に反対する絵が遺されて
いて考えてみればその問題は昔からずっとあったことに今さらながら
に気づかされた・・・居てと言われたら何時間でもいれそうな土蔵の
空間で改めて[常田 健]さんという画家の存在を実感した・・・・・・
☆常田 健☆
[土蔵の中のアトリエ]の様子
自然と共にある農業を営む者・・・
だからこそ描けるだからこそ伝わる
本物の絵が此処に在るのだと思う・・・
※[土蔵のアトリエ美術館]は
その月ごとの開館日があるので
詳細はHPにてご確認を・・・
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数年前福島県の景勝地裏磐梯にある[諸橋近代美術館]へ行った・・・
ちょうど会津美里町にある[くるみの樹]で絵の展示をしていたので
ダリの作品があるという美術館へ叔父の車で向かうことにした・・・
10月に入りちょうど台風の真っ只中!!!!!!というその日をあえて選び!?
きっと空いているだろう・・・という叔父の思惑の中・・・向かう。
意外にも台風のど真ん中にいたせいか時折日の光もさす道中だったが
山間の道には風で飛ばされ雨で大量にはりついた落ち葉や小枝が残る
場所も多々あり途中の高速道は台風により閉鎖されていた・・・・・
このまま帰らざるをえないのかと思っていたら別ルートで無事到着。
はじめて見る☆諸橋近代美術館☆はまるで別世界だった・・・・・・
明らかに此処は東北の山の中のはずなのに 門を入り突然広がる風景は
緑の山々をバックに小川が流れ湖のほとりに立つお城のような建物で
それだけでも本当に素晴らしい感動があった・・・一瞬でヨーロッパ
かどこかの国へ飛ばされてしまったような驚きがあった・・・しかも
それがこの福島の山中の大自然と共にあることが素晴らしかった・・・
そのロケーションを見ただけでも人々を満足させる圧倒的説得力・・・
まだ門からちょいとおじゃましただけなのにいったいこの説得力って
なんなのだ!!!!!!ちょうど紅葉の時季ということもあり美術館入口手前
の塀の壁を赤く染まったツタの葉がつたわりまるで深紅の花のようで
もありその壁の一面自体がすでに自然の美で彩られた作品だった・・・
まだ館内に一歩も入っていないのに調子にのって写真を撮っていたら
館内から出て来たおばさま方にシャッターを押すのをお願いされるも
それに気づいたカメラ好きの叔父が私に与えられた[シャッター権]を
すかさず奪い撮っていったがそれもまた旅の出会いや想い出となる。
いよいよ興奮さめやらぬなか美術館内へ・・・まずビックリしたのが
ダリの彫刻作品!?!?!この彫刻作品をメインとする美術館らしく・・・
ダリと言えばあの二本のヒゲ顔自体が作品ともいえる位に印象的な
ダリ本人のヴィジュアルイメージとシュル・レアリスム(超現実主義)
の代表的画家として有名だが彼の彫刻の作品について今まで全く無知
であった。なので館内へ入るとまもなく迎えてくれるブロンズ作品の
[不思議の国のアリス]に一気に惹き込まれてしまった・・・・・・・
なんか凄い!!!そしてこの美術館にこの像が在る(居るに近いのか)こと
に凄く感動して何度も周囲を回りながらみとれてしまった・・・・・
ダリの彫刻の中では他に[白鳥=象](ブロンズ)の上下逆さまにすると
白鳥にも象にもなっている作品や脚長の象の[宇宙象](ブロンズ/樹脂)
という作品や[抽き出しのあるミロのヴィーナス](ブロンズ/白貂毛)
などどこかユーモアあるものが面白かった。ダリのシュルレアリスム
の絵よりも自分的には彼の彫刻の方が凄く好きな作品が多かった・・・
ちょうどこの時は[ピカソ初公開]というパブロ・ピカソ(1881〜1973)
新収蔵作品の展示もありピカソの[画家](油彩)と[貧しき食事](版画)
も観ることが出来た。またダリ以外の西洋近代絵画の所蔵作品の中に
あるヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853〜1890)31歳の時の絵画で
農婦をモデルにした[座る農婦](油彩)が凄かった。暗めの色彩の中に
白い帽子を被り両手をクロスさせた農婦の絵なのだがその目の一点の
輝き(小さな白い点)が鋭くもありこちらに向かって何かを訴えて来る
ようだった・・・その一点があるだけであんなに力強さが生まれるの
か・・・それともこの絵を通して何かを言いたかったゴッホの思いの
ようなものが現れているのか・・・しばしそこを動けなかった・・・
1999年この美術館を開館させた[諸橋廷蔵]氏の言葉の中に[夢を追い
夢を実現する労は時間を忘れさせました。思い込み念じ続けると重大
な課題が次々と解決していくのです]とある・・・ダリや近代絵画の
作品をこの福島県内で観れることは本当に素晴らしいことだと思う。
この大自然と共に在る美術館で過ごすひとときはとても贅沢な時間。
心の贅沢とでもいうのか・・・そして此処で観た一枚の絵画がある。
ダリの[ビキニの三つのスフィンクス](油彩)という1947年43歳の時
のものでビキニの原水爆実験に関連を持ち人間・戦争・原爆・平和
の問題として描いた作品である・・・今この絵がこの美術館に在る
という意味・・・・・・そして思うことがいろいろある・・・・・・
この大自然のパノラマの中に在る美術館の中でこの絵が叫ぶ思いや
この絵が問いかけてくることを今あらためて感じながら・・・・・・
☆諸橋近代美術館☆
諸橋近代美術館前の壁の蔦
※当日は小雨模様で建物の写真が
イマイチだったので素晴らしい
この[諸橋近代美術館]の外観は
HPにてご確認を・・・・・・
※福島県大沼群会津美里町にある
築120年の古民家を生かした
石窯ピザ&カフェ[ くるみの樹 ]は
HPにて営業日etcご確認を・・・
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はじめてダンボールに描き出してから・・・
一昔・・・というような時が流れ・・・いろんな意味で
今なにかしらのひとくぎりのような時が来ているのかもしれない・・・
上がったり下がったりの日々の中・・・
それは誰かの言動がきっかけとはなるものの・・・
全ては自分のとらえ方なのかもしれない・・・
誰しもその時の気分によってはいつもと違う思いとか
自分でもどうしようもない感情に包みこまれる時もある・・・
そんな感情とどう向き合うのかは人それぞれなのだろう・・・
一晩眠ったら忘れてしまえるような・・・そんな単純な回路も
どこかで備えておければ・・・相当楽になれるのかもしれない・・・
ダンボールに描けなくなってから
しばらく水彩の色鉛筆で画用紙や色紙に描いていた・・・
今まで使ったことのない色合いから自分でも思いがけない絵が
あらわれたりする・・・祈りや願いや希望の思いをどこかに持つことを
今まではもしかしたら無意識にそう思っていたことを・・・これからは
どこか心にとめながらはじめようとしているのかもしれない・・・・・・
それがどういうことかは全くもってわからないところに在るが・・・
それがどういうかたちとなるかは全てこれからの自分しだいだ・・・・・・
☆夢想華☆
©KEI (KARAT画)
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2010年10/8〜12/12に東京国立博物館(平成館)にて
聖武天皇と共に東大寺大仏建立という大事業を成し遂げられた
光明皇后の1250年御遠忌記念の特別展[東大寺大仏/天平の至宝]
が開催されていた・・・・・・昨年の秋いとこの結婚式出席の為
前乗りで東京へ着いたのは台風直撃の朝だった・・・宿泊予定の
ホテルのチェックインまで9時間もあるので上野の美術館巡りで
時間つぶしの予定をたてるものの体調不良に深夜バスでほとんど
眠れないというヨレヨレの状態で早朝から小一時間は暴風雨模様
の上野駅前で誰かを待っているかを装いつつ棒立ちのまま展示の
開館時間を待っていた・・・こんな台風の日に観覧する人いるの
だろうか・・・という予想に反し9時半開館の30分前には大勢の
中の先頭集団に混じりまるで一番乗りに見に来たかのように並ば
ざるをえない自分がいて暴雨風の寒さと共に普段なら有り得ない
状態にゾクゾクした・・・しかも開場と同時に雨でビシャビシャ
の平成館までの道を我先に急ぎ出す年配の方々の熱気に驚く・・
☆東大寺大仏/天平の至宝☆の展示の中で特に圧倒されたものは
[重源上人坐像]という木造彩色の鎌倉時代の彫像だった・・・
観た瞬間 本物のおじいさんが座っているかのようだった・・・
おじいさんと言ったら叱られてしまうだろうがあまりにリアルで
生きているようだった・・・声をかけたら動き出しそうだった。
彫像で本当にどうやったらこんな凄い像を創れるのかと思った。
しかも作者不明である・・・いったい誰がこんな凄い像を創った
のかという驚きと共に[重源上人]という方が誰なのかも全く知ら
ない中で・・・でも本当にそこに居る坐像=[重源上人]そのもの
であり本人そっくりなのではないか・・・と思ってしまった・・
その隣の[公慶上人坐像](性慶/即念作)は江戸時代の木造彩色玉眼
のものでこちらは顔や手に現れたひび割れ(陶器の貫入のような)
が年老いた人肌の質感のようでもあり不思議な感じだった・・・
並んで展示されていた[重源上人]と[公慶上人]は兵火により二度
罹災した東大寺を再興するためにそれぞれの時代に尽力された
高僧の方々で勧進(寄付を募ること)等を通して市井の人々の力と
共に復興に関わったおふたりだった・・・また他に印象的だった
奈良時代に創られた[誕生釈迦仏立像]はお釈迦様が誕生された時
天と地を指した[天上天下唯我独尊]のお姿を表した小さな仏像で
あったがその存在感は物凄く大きいものだった・・・それとは
全く対照的に出会い頭にウワッと声が出そうにビックリだった
[五劫思惟阿弥陀如来坐像]は まるまると大きな仏像で特に頭に
特徴がありまるでアフロヘアーのかぶりものを乗っけたような
あまりの存在感にそこだけ異空間でなぜか[パパイヤ鈴木]氏を
を思いだした・・・どこかユーモラスな雰囲気のその仏像は
異彩を放っていてとにかく印象的すぎだった・・・・・・・
そして先月[華厳]の検索をしていて[東大寺]のHPを訪れた時に
あの[重源上人]の写真が載っていて本当にビックリした・・・
しかも7/5に[俊乗忌]という[俊乗房重源上人]の御忌にあたる
法要が行われることを知り あの[重源上人坐像]は日頃非公開の
国宝であったということにも驚くと共になにか奇遇を感じつつ
昨年購入したまま写真以外はほとんど読んでいなかった特別展
[東大寺大仏/天平の至宝]の図録を再び読みはじめている・・・
☆東大寺大仏/天平の至宝☆
東大寺僧侶の方による[華]/御朱印
丁度会場から出て来たところで
図録購入者に東大寺の僧侶の方が
サイン(御朱印というものらしい)して
くれるということがはじまったらしく
あまりのタイミングに驚きつつこれも
何かの御縁かとも思い図録を手に並ぶ
筆文字で[卒]かなと思ってみていたら
[華という字です]と一言添えて戴いた
[華厳経]のことも今まで知らずにいて
なぜ[華]なんだろう・・・といろいろ
勝手に思い巡らせていた・・・・・・
※[重源上人](ちょうげんしょうにん)
[公慶上人](こうけいしょうにん)
[五劫思惟阿弥陀如来](ごこうしいあみだにょらい)
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